皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
皆さんのブログ巡りをしていると、
ふと気になる広告が目に飛び込んできます。
「あれ、これ最近考えていたことだ」「前に検索した商品だ」
まるで私の頭の中を覗いているかのような、
ピンポイントな広告表示に、ゾッとするような、感心するような、
複雑な気持ちになります。
これって偶然なんでしょうか?
それとも必然なのでしょうか?
ここで少し、ネットの裏側で働く「アルゴリズム」という仕組みについて
お話しさせてください。
アルゴリズムとは、簡単に言えば、コンピューターが問題を解決するための
手順やルールのことです。
ネットの世界では、皆さんの検索履歴、閲覧したサイト、SNSでの「いいね!」
購入履歴など、あらゆる行動がデータとして蓄積され、
このアルゴリズムによって分析されています。
そして、この分析結果に基づいて、
「この人はこんなことに興味があるだろう」と予測され、関連性の高い情報、
つまり広告が表示されるわけです。
偶然のように見えるかもしれませんが、
実は皆さんのネット上の行動という「足跡」を、
アルゴリズムが丹念に追いかけている結果なのです。
まさに、アルゴリズムは自分を映す鏡と言えるのではないでしょうか?。
便利な反面、この仕組みには危険性も潜んでいます。
興味のある情報ばかりが目に触れることで、視野が狭まり、
偏った考えに陥りやすくなります。
また、個人情報が筒抜けになっているのではないかという不安も拭えません。
巧妙な情報操作や詐欺広告に引っかかるリスクも高まります。
便利さの裏に潜むリスクを理解し、ネットと賢く付き合っていく必要があると、
改めて感じています。
皆さんも、表示される広告の「必然性」について、
留意されては、いかがでしょうか。
それでは、また。