皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
個人的な話ですが、私も細々と投資をしています。
ローリスク・ローリターンのインデックスファンドに、
コツコツと積み立てるのが私のスタイルです。
今日は投資の話ではなく、またまた会社の話です。
うちの会社は、愚痴るネタの宝庫です。
さて、投資の世界では、「ノーリスク・ハイリターン」はありえません。
それは、企業経営においても同じではないでしょうか?
リスクを全く取らないということは、成長も進化も望めない、
つまりは衰退を意味すると思うのです。
先日、入社間もない新人が、ある作業中に怪我をしてしまいました。
もちろん、安全は何よりも大切です。
しかし、その新人は手順書通りに作業を行い、それでも怪我に至ったということは、
手順書自体に改善の余地があったと考えるべきでしょう。
もちろん、マニュアルに全ての可能性を網羅することは不可能であり、
ある程度の「失敗」は、新人が経験値を積み重ねる上で避けられない
側面もあるのではないでしょうか。
しかし、今の会社は、過剰なまでにリスクを恐れるあまり、
膨大な量の書類を作成し、それを基にした研修ばかり。
これでは、真の意味での「経験」には繋がりません。
結果として、人財は育たず、組織全体が硬直化してしまうのは当然の流れでは
ないでしょうか。
人財育成とは、多少のリスクを覚悟の上で、多角的な教育に時間とコストを 投資し、
その過程での失敗をフォローアップしながら、
長い目で成長を促すことではないでしょうか?
そうすることでこそ、変化の激しい現代社会に対応できる、
真に強い企業になれる可能性があると私は思うのですが・・・。
皆さんは、この「リスクとリターン」のバランスについて、どう思われますか?
ご意見、感想を頂ければ幸いです。
それでは、また。