
秋が益々深まり冬が、そこまで来ているかのようです。
さて、タイトルにもあるように労働災害が、
発生してしまいました。
詳細なことは、コンプライアンスの関係で
伏せますが、痛ましい災害です。
ここからは、私の個人的な考え方です。
1人作業では、大抵の場合は、発生原因は、
1つか2つ
だと思います。
つまり、時間がないために作業手順を1つ
飛ばしたなど
何かの事情でルールを守らない場合は、
災害になります。
しかし、私の職場は、複数人で1つの
製品を製造しますので、発生原因が2つ以上
あると思われます。
複数の人が通常作業を同時並行的に
行うことにより連鎖的に作用して
災害のトリガーを引いてしまうことが、
あると思われます。
本来は、チームプレーなので
監督の指揮のもと各々がプレーを
行えばいいのですが、人手不足により
監督役のベテランもプレイヤーの1人に
なりがちです。
結果、労災が発生。
そして、上司は、労災の原因分析と
再発防止策を検討をして
工場長に報告です。
しかし、労災の真因なんて分かりっこありませんし、
再発防止策なんか、出来っこありません。
何故なら、「変数」(原因)が2つ以上
あることに対しては「解」(対策)なんて出来ないと
思うからです。
それよりも、労災が発生した場合の
緊急連絡網の構築とか、
応急処置の訓練などを実施した方が
重要だと痛感しました。
例えば、1人作業で重大労働災害が
起きたときに、周りに助けてくれる
人がいない場合は、助かる命が
助からないことがあると思われます。
そして日本は、自然災害大国です。
私を含め、皆さんもいつ、どこで、
災害に遭うかも分かりません。
その時、どうするかを考えるときの
参考になれば幸いです。